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Technology
保有技術
複合機では、用紙の傾きによって印刷位置がずれることがあり、品質低下の原因となります。新しい用紙傾き補正技術では、逆回転したローラに用紙を当接させることで、傾きの補正力を強化し、その結果位置精度が向上し、生産性も改善されます。
複合機(MFP)では、印刷するために用紙を給紙カセット等から1枚ずつ取り出し、ローラで搬送しながらトナーで画像を転写し、最後に定着部でトナーを用紙にしっかりと定着させて排出します。このとき、用紙は1枚ずつ分離して搬送されるようになっていますが、分離の過程や用紙のセット時に、用紙が傾いてしまうことがあります。用紙が傾いたまま印刷されると、画像と用紙の位置がずれてしまい、印刷品質が低下します。そこで、用紙の傾きを正しく補正し、画像と用紙の位置精度を正確に合わせる技術が必要になります。この技術を「用紙傾き補正技術」と呼びます。
従来の方法では、転写部の手前にあるローラで用紙を一旦止め、用紙の先端をローラに突き当ててから、少し余分に搬送して用紙をたわませることで傾きを直していました。しかしこの方法では、傾きは直せても用紙の横方向の位置がずれてしまったり、大きく傾いた用紙に対応するためにたわませ量が増えて、印刷速度が落ちるなどの問題がありました。
本技術は、以下の技術で構成されます。
この新しい技術では、用紙の傾きを補正する際に、用紙傾き補正ローラを搬送方向とは逆に回転させることで、用紙を横方向にも動きやすくし、傾きと位置の両方を同時に補正します。
具体的には、ローラを逆回転させることで、ローラと用紙に生じる摩擦が、「静摩擦」から「動摩擦」に変わったことで、用紙の先端が横方向に滑りやすくなります。用紙傾き補正が、素早くで行えることで、必要なたわみ量が減少する効果が生じます。
本技術を適用することで以下の効果が得られます。
補正時用紙が動きやすくなって補正力UP
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余剰搬送量の削減の二次効果
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