JAEN
Technology
保有技術
針を使わずに紙を綴じる技術です。
歯型を利用して上下から加圧することで、紙の繊維を絡み合わせ、紙を綴じる ことを実現します。
従来までは複数の用紙を束ねる手段としては、金属針によるスティプルでしたが、2013年12月に業界で初めて圧着によって金属針を使わずに紙を綴じる針なし綴じ技術をフィニッシャー*1に搭載しました。
歯型を利用して上下から加圧することで、紙の繊維を絡み合わせ、金属針を使わずに紙を綴じることを実現します。
歯型の工夫と最適な加圧力の設定により、少数枚でも破れず、多数枚でもしっかり密着させることが可能です*2。
金属針を使わない「エコ」、けが防止や混入防止の「安心」、「便利」の価値を提供します。
*1 MFPなどのコピー機の下流側でインラインで用紙に様々な処理をするマシン
*2 https://www.youtube.com/watch?v=on7JKnBJHvc
本技術は、以下の技術で構成されます。
用紙を綴じるために、従来までは圧力をかけることだけで用紙の繊維を絡ませて結合力を生み出していました。
しかし、複数枚重なった用紙の全ての繊維を均一に絡ませることが困難であり、圧力のみでは最大10枚程度までが限界でした。
その問題に対応するため、業界で初めて水を使うことで、紙の繊維を絡みやすくすることを考えました。
製紙工程と同じく、紙と「水」の相性に着目した技術であり、水を塗布することで紙がほぐれ、隣接した用紙間の繊維が絡みやすい状態になり、その状態で最適な圧力をかけることで少数枚も多数枚も強い綴じを実現します。
図2に示すように、1枚ずつ綴じ部に水を塗布し、それらを重ねて揃え、上下から圧着歯で加圧します。
「加水+圧着綴じ」の組み合わせにより、業界初となる最大20枚までの針なし綴じを可能にしました。
紹介動画URL(0:53~): https://www.youtube.com/watch?v=ubm6kAeLWjM
従来の圧着綴じでは、10枚を超えて用紙束を綴じると綴じ力(隣接した用紙を結合している強度)が低下していき、用紙束として維持できなくなってしまいましたが、加水+圧着綴じ技術により、綴じ力を低下させずに20枚までしっかり綴じることを可能にしました。