JAEN
Technology
保有技術
オフィスで複合機/プリンターを快適に使用できるようにするために、モータや歯車から発生する音源の低減技術、音源からの音を外に漏らさない遮音技術、音源からの音を吸音する吸音技術を駆使しながら複合機/プリンターの静音化を実現しています。
複合機やプリンターには、画像形成のためのローラーや紙を搬送するローラー、それらを駆動するモーターや歯車、さらに機内を冷却するファンなど、複数の音源があります。
これらの動作音はオフィスの静けさを損なう要因となるため、当社では実績に裏打ちされた最新の静音技術を複合機に最適化して搭載しました。
駆動音・音漏れ・特定周波数のピークを多角的に抑制し、快適なオフィス環境にふさわしい静音性能を実現しています。
本技術は、以下の3つの技術で構成されます。
高速で回転するモータ軸上の外歯歯車に対して、内歯歯車による駆動伝達を採用しました。これにより、同時に噛み合う歯数が増え、駆動伝達が円滑になり、駆動音を低減することができます。
内歯歯車減速機構関連特許を多数出願済
内歯歯車による駆動伝達を採用したことにより駆動音を約50%低減しました。
本技術はリコーのA3、A4複合機に広く搭載されており、複合機の静音性を実現しています。
開閉カバーの嵌合部は、構造上どうしても隙間を設ける必要がありますが、その隙間から音が漏れるという課題がありました。
そこで、嵌合部をラビリンス(迷路)構造にすることで、音の直達経路を遮断し、音漏れを低減しています。
ラビリンス構造による遮蔽技術関連特許を多数出願済
嵌合部をラビリンス(迷路)構造にすることで、印刷動作音を約20%低減しています。
本技術はリコーのA3、A4複合機に広く搭載されており、複合機の静音性を実現しています。
ヘルムホルツ共鳴*1を利用した吸音器を複合機内部に配置し、空洞部と開口部の形状を調整することで、狙った周波数帯の音を効率的に吸収します。
2体化構造のヘルムホルツ型吸音器を多数出願済
*1 ヘルムホルツ共鳴とは
空洞とその空洞に繋がる開口部で起こる共鳴現象のことです。
身近な例として、空き瓶の口に息を吹きかけると「ボー」と鳴る音があります。
また、消音器としては、防音室の有孔ボードの壁などに応用されています。
吸音器を鋼板部品と樹脂部品で2体化構造で形成することで、特定周波数音を最大約48%低減しています。
耳障りな周波数を吸音することで、複合機の静音性を実現しています。