エトリア株式会社(社長執行役員:中田克典、以下、「ETRIA」)は、本日2025年10月1日に沖電気工業(社長執行役員:森 孝廣、以下「OKI」)の複合機等の開発・生産に関する事業統合を完了しました。これにより、ETRIAは株式会社リコー(社長執行役員:大山 晃、以下「リコー」)、東芝テック株式会社(代表取締役社長:錦織 弘信、以下「東芝テック」)、OKIの3社による合弁会社として新たに活動を開始します。
これまで日本企業が牽引してきたプリンティング業界において、2024年7月に発足したETRIAは、参画企業の複合機・プリンターの開発・生産部門を統合し、商品の企画・開発から調達・生産にいたるまでの各プロセスを最適化し、競争力の高い製品の実現と安定的な供給体制の構築に取り組んでいます。今回新たに独自のLED技術などに強みを持つOKIが加わることにより、モノづくり体質のさらなる強化が期待できます。ETRIAは引き続き、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)やプロダクトセキュリティ、省エネ・環境性能、サーキュラーエコノミーへの対応など近年高まる社会的要請に応え続ける、世界に必要とされ続けるモノづくりのリーディングカンパニーを目指します。
また、ETRIAはモノづくりの可能性を追求する企業として、リコー、東芝テック、OKIならびにパートナーの技術や知見を結集し、オフィスプリンティング領域にとどまらず、ユーザーのDXを支援する新たなデバイスの共同企画・開発を進め、さらなる顧客価値の創出に挑戦します。
ETRIAが生み出す高品質・高付加価値な製品は、リコー・東芝テック・OKI、それぞれのブランドから、各社独自のソフトウエアやサービスとの組み合わせによる高度なユーザーエクスペリエンスを実現する製品として世界市場に展開されます。ETRIAは、各社の販売チャネルを通じて、お客様の業務ごとのニーズに寄り添ったデジタル化やワークフロー改善を促進し、事業活動を通じた社会課題の解決に貢献してまいります。
リコーグループは、お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供しています(2025年3月期グループ連結売上高2兆5,278億円)。
”はたらく”に歓びを 創業以来85年以上にわたり、お客様の“はたらく”に寄り添ってきた私たちは、これからもリーディングカンパニーとして、“はたらく”の未来を想像し、ワークプレイスの変革を通じて、人ならではの創造力の発揮を支え、さらには持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
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