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Technology

保有技術

製品の回収量予測技術

概要

製品のリユース、リサイクルを円滑に進めるため、お客様の利用されている複写機/複合機の返却時期・台数・使用量等を予測します。

技術詳細

技術の特徴

本技術は、以下の2つの技術で構成されます。

再生機の生産・販売計画に寄与する回収予測技術

ETRIAではリサイクルを環境保全活動の柱のひとつと位置づけ、使用済み製品の再生機事業を進めています。再生機として新たな価値を生み出すリサイクルを継続的に推進していくためには、市場から回収される製品台数をできるだけ正確に把握することが重要です。そこで、ETRIAの前身であるリコーは、市場からの製品の回収量を予測する新技術を開発しました。
リコーの顧客データベースから、従業員規模やコピー使用枚数など予測に有用な項目を抽出し、項目ごとの回収分布を分析・累積します。この結果、実績とほとんど誤差のない回収予測が可能になりました。さらに、回収実績を逐次予測に反映し誤差を補正するため、時間経過ごとに予測数値の精度を上げることができます。この回収予測技術を利用することで、機種毎の地域別、期間別(月・半期・年)、コピー使用枚数別など詳細な回収予測ができるため、予測値に基づいて再生機の企画・開発から適切な生産・販売計画の立案までが可能となります。

図1:回収予測結果の例図1は、製品発売後の経過月数に対する回収台数の推移を示しています。
丸いマーカーで緑の線は実績、四角いマーカーで黄色の線は予測です。
全体的に予測値は実績値と近い動きをしており、特に発売後数か月で回収量が急増する
ピークを正確に予測できています。
さらに、二度の大きな変動(急増と急減)も予測値が実績値にほぼ一致しており、
予測モデルの精度が高いことが分かります。

高い予測精度

本システムでは、過去の膨大な実績データを元に、製品回収に関する数理的な法則性を見つけ、それを新たに蓄積されるデータにあわせ自律的に補正していくことで、「数年先」の回収量の予測であっても、極めて高精度に行うことができます。
また、近年の急激な景況変化を踏まえ、統計的な再現性が十分保証されないような短期間で急峻な回収量変動へも対応できるよう、短期の時系列分析を組み入れることで、数年先を見る長期予測だけでなく、半年以内を見るような短期予測でも、高い確度で安定した予測が可能となっています。

活用事例