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Technology
保有技術
独自開発の機能分離型潤滑剤を感光体に塗布することで、業界トップレベルの感光体ユニット高耐久化を実現しています。
複合機/プリンタは、帯電させた感光体上にレーザーで目に見えない像を書き込み、そこにトナーを付着させて現像した後、トナー像を紙に転写することで画像を形成します。
感光体は複合機/プリンタの画像形成の心臓部であり、感光体周りの部品を含めた感光体ユニットの高耐久化は、お客様に安定した画像を提供し続けるためにとても重要です。
感光体ユニットの寿命を決める要因の一つは、転写されなかったトナーをかき取るためのクリーニングブレードによって引き起こされる感光体の摩耗です。
そしてもう一つは、クリーニングしきれずブレードをすり抜けたトナーが帯電ローラを汚したり、そのまま紙に転写されたりして、異常画像の原因となってしまうことです。
また、すり抜けたトナーはクリーニングブレードの摩耗を加速させるため、クリーニングの機能が低下し、結果としてさらにすり抜けが増える、という悪循環にもつながります。
つまり、感光体ユニットの高耐久化に向けては
・感光体の摩耗
・トナーのすり抜け(による帯電ローラの汚れやクリーニングブレードの摩耗)
の低減が大きな課題となります。
本技術は、以下の技術で構成されます。
このような課題に対し、ETRIAでは独自の機能分離型潤滑剤を感光体表面に塗布することで、感光体の摩耗を抑制するとともに、トナーのすり抜けを低減することも可能としました。
そのため、周辺部材である帯電ローラの汚れやクリーニングブレードの摩耗も同時に抑制でき、業界トップレベルの感光体ユニットの高耐久化を実現しています。
潤滑剤の開発にあたっては、潤滑剤に求められる機能を定義して、それぞれに必要な特性を明確化し各特性を満足する最適な材料を選定することで、理想的な潤滑剤を完成させました。
更に、複数の粉体材料を圧縮成形することでバー状に加工し、部品化を実現しています。
こうした機能分離型の潤滑剤、及び圧縮成形工法は、いずれも業界唯一の技術です。
| 材料 | 達成機能 |
|---|---|
| ステアリン酸亜鉛 | 感光体保護 |
| 窒化ホウ素 | クリーニング補助 周辺部材の機能維持 |
本技術の搭載により、感光体ユニット寿命は従来技術と比較して3.5倍に向上しました。
本技術はリコーの中高速複合機に広く搭載されており、ETRIAの中核機種においても感光体ユニットの高耐久化を実現しています。